ベンゾジアゼピン類を対象としたCliquid®ソフトウェア用iMethod™アプリケーションVersion 1.2

研究用にのみ使用できます。診断目的での使用はできません。

SCIEXのベンゾジアゼピン用iMethodアプリケーションを使用すると、血漿、血液、または尿中の30種のベンゾジアゼピンおよび非ベンゾジアゼピン系睡眠薬(ザレプロン、ゾルピデム、ゾピドン)の定量用にあらかじめ用意された設定およびレポートテンプレートを使って、すばやく分析を開始することができます。

このメソッドには、Restek 5µm PFP Propylプレカラム(60Å,10x2.1mm)およびRestek 5µm PFP Propyl分析カラム(60Å,50x2.1mm)が含まれています。

詳細は資料をご覧ください:尿中ベンゾジアゼピンを対象とした迅速なiMethod™アプリケーション(PDF)

ベンゾジアゼピン類を対象としたCliquidソフトウェア用iMethodアプリケーションVersion 1.2|質量分析計・LC-MS/MSシステムのSCIEX

特長

 

メソッドをダウンロードして、分析したいサンプルを追加すれば準備完了です。

法中毒試験用iMethodアプリケーションにより、迅速にLC-MS/MSメソッドを使用でき、精密で正確な結果を短時間で生成できます。ラボで検証済みのメソッドをWebまたはCDからCliquidソフトウェアにダウンロードしてサンプルを分析するだけで済みます。すべての装置パラメータはインストール時にダウンロードされます。すぐにテストを始めるために必要なすべて(サンプル調製プロトコール、最適化されたMSおよびLCパラメータ、積算パラメータ、レポートテンプレート、ドキュメント)が含まれています。

血漿、血液または尿中の30種類のベンゾジアゼピン類の定量

ベンゾジアゼピン類と、ザレプロン、ゾルピデム、ゾピクローン等の他の非ベンゾジアゼピン類は、不安や睡眠障害の治療に広く処方されている向精神薬です。多くの場合、このような化合物は、依存や乱用につながり、中には判断力や行動に影響する可能性のある化合物もあります。その結果、このような化合物は法医学的および臨床的毒性学のラボにとっては非常に関心の高いものになります。iMethod™アプリケーションは血漿、血液または尿中のベンゾジアゼピン類の定量が可能です。例となるサンプル調製手順を示します。これは、サンプルマトリクスのタイプと必要になる精製度合に基づくものです。サンプル調製は、尿の単純な抽出と希釈から、血液や血漿の液液抽出、血漿や尿の固相抽出に及びます。ジアゼパム-d5とドキセピン-d3は内部標準物質として用いられます。

ベンゾジアゼピン用iMethodアプリケーションは、SCIEXテクノロジー3200と4000シリーズのいずれの機器でも使用可能なように設定されています。

iMethodストアで購入可能なiMethod™アプリケーションのリストは、最新のユーザー提供メソッドとSCIEXラボで検証済みメソッドによって常に更新されています。そのため、お客様は最新の進歩をすぐに利用可能です。すべてのiMethod™アプリケーションは、個別の購入も、法中毒用の完全なスターターパックソリューションに含めての購入も可能です。

開発時間の短縮

作業内容iMethodアプリケーション従来のメソッド開発
試験計画書含まれる数週間–数カ月間
サンプル調製テクニック含まれる(例や参照資料も含まれる)数週間–数カ月間
最適化したMS/MSアクイジションパラメータ含まれる数週間–数カ月間
LC装置パラメータとリテンションタイム含まれる数日間–数週間
積算(定量)パラメータ含まれる数日間
報告書テンプレート含まれる数日間
LC/MS/MSスペクトルライブラリ含まれることがあります。スタンドアローンライブラリも利用可能です。数週間–数カ月間
スタッフへのトレーニング–ソフトウェアシンプルなCliquid®ソフトウェアインターフェイス。トレーニングを追加する必要はありません従来のMSソフトウェアとレビュー手順–数日間
メソッドバリデーション数週間。利用可能なバリデーションテンプレートとサポート数週間–数カ月間
試験開発と導入数週間6–12カ月