研究用にのみ使用できます。診断目的での使用はできません。
SCIEXの乱用薬物スクリーニング用iMethod™アプリケーションは、正負いずれのイオンモードでも数百の化合物を分析できる一般的スクリーニングメソッドを提供します。これには、1450以上の化合物のMRMカタログと、1化合物当たり最大6トランジションが備わっており、カスタムスクリーニングまたは定量試験を行うために用いることが可能です。
このメソッドでは、SecurityGuardカートリッジC18,5µM 60Å,4x3.00mmとPhenomenex Kinetex C18カラム,2.5µm 100Å,50x3mmが使用されます。
詳細は資料をご覧ください:乱用薬物スクリーニングを対象とした迅速なiMethod™アプリケーション【英語】
ステータス: 利用可能
メソッドをダウンロードして、分析したいサンプルを追加すれば準備完了です。
法中毒試験用iMethod™アプリケーションにより、迅速にLC/MS/MSメソッドを使用でき、精密で正確な結果を短時間で生成できます。ラボで検証済みのメソッドをWebまたはCDからCliquid®ソフトウェアにダウンロードしてサンプルを分析するだけで済みます。すべての装置パラメータはインストール時にダウンロードされます。すぐにテストを始めるために必要なすべて(サンプル調製プロトコール、最適化されたMSおよびLCパラメータ、積算パラメータ、レポートテンプレート、ドキュメント)が含まれています。
同時に200種の医薬品をスクリーニング
LC/MS/MSは、スクリーニングと確認の手法としての採用が飛躍的に伸びています。これは、より高い感度と選択性、ランタイムの短縮、1回の分析でより幅広い極性と分子量の検出が可能である一方で、誘導体化の必要がなく、サンプル調製法が簡単なためです。
iMethod™アプリケーションは、血漿、血液、または尿中の乱用薬物のスクリーニング用メソッドを提供します。サンプル調製の例を提供します。これはサンプルマトリクス、必要な洗浄の程度、イオン化の適切なモードの変動に基づきます。このような手順は、尿の単純な抽出と希釈から、血液や血漿の液液抽出、血漿や尿の固相抽出に及びます。
乱用薬物スクリーニング用のiMethod™アプリケーションはSCIEX 3000および4000 QTRAP®LC/MS/MSシステムのために構成されています。これには、確認用ライブラリに適用可能なMRMトリガーフルスキャン法を用いています。
このiMethod™アプリケーションには、200種類の乱用薬物用のプリセットメソッドが付属しており、さらに、1450以上の化合物のMRMカタログと、1化合物当たり最大6トランジションが備わり、これはカスタムスクリーニングまたは定量試験を作成するために用いることが可能です。同定と確認に必要な法医学薬物ライブラリは別途販売されています。
開発時間の短縮
作業内容 | iMethodアプリケーション | 従来のメソッド開発 |
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試験計画書 | 含まれる | 数週間–数カ月間 |
サンプル調製テクニック | 含まれる(例や参照資料も含まれる) | 数週間–数カ月間 |
最適化したMS/MSアクイジションパラメータ | 含まれる | 数週間–数カ月間 |
LC装置パラメータとリテンションタイム | 含まれる | 数日間–数週間 |
積算(定量)パラメータ | 含まれる | 数日間 |
報告書テンプレート | 含まれる | 数日間 |
LC/MS/MSスペクトルライブラリ | 含まれることがあります。スタンドアローンライブラリも利用可能です。 | 数週間–数カ月間 |
スタッフへのトレーニング–ソフトウェア | シンプルなCliquid®ソフトウェアインターフェイス。トレーニングを追加する必要はありません | 従来のMSソフトウェアとレビュー手順–数日間 |
メソッドバリデーション | 数週間。利用可能なバリデーションテンプレートとサポート | 数週間–数カ月間 |
試験開発と導入 | 数週間 | 6–12カ月 |