Date: | 04/04/2019 |
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研究用にのみ使用できます。診断目的での使用はできません。
回答
あるお客様の施設で、P/N:608010および391438のゲルカートリッジに、特定の種類の大きな気泡が発生しました。それを解消するのに、お客様がこのプロトコールを開発されました。そのお客様の施設では、このプロトコールで、ゲルに関する問題は解決されたようです。このプロトコールで、気泡によるシグナルドロップアウトの問題がいくつか解決されるようですが、SCIEXの技術サポートと十分に議論する必要があります。
注意:このプロトコールは、AllregraおよびTJシリーズの卓上型遠心分離機でも使用できます。同等のRCFは378〜475 x gで、キャリア付き50 mLコニカルチューブアダプターを使用します(初期プロトコールでは、1Lボトルを回転できるローターを使用していました。このローターは、JLA8.1000またはJLA9.1000です。)。
使用した遠心機はBeckman Coulter社のJシリーズ(J6以降)ですが、1Lボトルが入るものであればどれでも使用することができます。
1. 黒いキャップのカートリッジ(ピストンダウン)を4℃、1300-1400 rpmで30分間遠心分離します。
2. カートリッジに気泡がないかどうかを再度確認します。
3. 別のシリンジ(部品番号:608010の10mLシリンジ、部品番号:391438の20mLシリンジに適したものが望ましい)のピストンで、ピストンを押し下げて先端の空気を抜きます。
4. 気泡が完全になくなるまで繰り返します。
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